昨夜は「音楽人達の魂 2014」第三夜。

シンフォニックメタル、アコースティックデュオ、骨太なロケンロー、ハードコアテクノ、爆音ラウドロック…。
ものすげぇバラエティに富んだラインナップでした。


ふと、俺が10代の頃にベッシーや旧ペニーレーンあたりで観てた企画ものライブを思い出した。

チケット代が数百円〜1000円くらいで、札幌のバンド数も会場も今ほど多くないから、いろんな音楽性のバンドが一度に観られるライブが多かった気がする。

お客さん側も「その機会そのものを楽しもう」という意識の人が多かったのか、「お目当てだけ観たら帰ります」的な、いわゆる「客割れ」が少なくて、
偶然観た他ジャンルのバンドを気に入って、デモテープを買ったり、古株ファンに話しかけて情報をもらったり。
で、音楽や人の新たな世界が広がったりしてね。

今でも、そういう交流ってあるのかな?
ネットが便利すぎて、あまり盛んじゃないのかな?


この「音楽人達の魂」は、
もしかしたら、あの当時の「音楽の楽しみ方」とか「人同士の繋がり」を思い出させる。

昨夜、FOOLSの矢野ちゃんがMCで言ってた「出演者だけじゃなく、観てくれるお客さん達も”音楽人”なんだよ。一緒に楽しもう」という言葉を反芻しています。

みんなそれぞれ違う人間だけど、
共通言語があるとすれば、それは「音楽」なのかもしれないね。


今夜は最終日。
東京からは、以前に武尊の企画にも参加してくれたDESTROSEも参戦。
ビジュアル系主体の、開催期間中でもっとも華やかなラインナップかもね。