六道ぶらり途中下車の旅

ギタリストだか、ただの賑やかしだかよく分からないオイラが、日々のあれやこれやを綴ったり綴らなかったり…

2013年05月

百年も過ぎたように、俺はギターを抱えて

昨夜見た夢は妙だった。

どこかのホールクラスの大会場で、とあるバンドのリハーサルを間近で見てるんだけど、

何やらiPadみたいなタブレット状のものを胸の前で固定したメンバーがその画面にタッチすると、P.A.からもの凄い爆音のドラムが聞こえるのだ。

画面をパタパタパタパタ…
ドラム音がドカドカドカドカ!!

眉ひとつ動かさず、
そのドラマー(?)はタブレットをタッチし続ける。

他のメンバーも、
見たことも聞いたことも無い、けったいな楽器…というか装置を使って、
ピャーだのポゥーンだの、得体の知れない音を出してる。

何じゃこりゃ?
時代が変わったのかね?
俺が取り残されてるのかね?

いずれにせよ、俺が知ってるロケンローではないなコレは。
…って夢。


どこか原始人的な発想で、
いまだに「シールド・ケーブルの中は空洞で、ギターからアンプへ、まるでゴムホースの中を伝わるように音が伝わってる(だから踏んづけると大変)」…といったような妄想をしてしまう俺は、
やはりテクノロジーとか合理性とかよりも泥臭いロケンローが好きで、
エレキギターをアンプに突っ込んで「ぎゃー」とか言わすのが、ロケンローが生まれてから現在まで続いている美学であり、正義だと思っている。

来週末も、そんな泥臭いやり方で爆音吐き散らかして、汗だくで自分なりの美学や正義を体現しますよ。


『傷面男爵再び…LIVE!LIFE!LIVE!』
6/8(土) susukino 810
open18:00 / start18:30
前売り\1,500 1drink別途¥500

■キズヅラダンディ
■BUNCHED JAGUAR
■STONE DEAD CRAZY(釧路)
■武尊

DJ:○橋/他

産声

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昨夜はThe Lion Rendezvousの記念すべき初ライブでした。

イベントにお誘いいただいた早瀬さん始め、共演者の皆さま、告知を見て期待してくれていたお客様たちに見守られ、産声を上げ、第一歩を踏み出すことができました。


そもそもは昨年春のこと、
俺とヨモとの企みから始まった、「何か面白いことやろうぜ」という、単にセッション的なものだったのですが、
約一年経ったいま、The Lion Rendezvousは俺にとって、当時とは違う意味を持ち始めています。

その意味ってヤツは…、また別の機会に。


次回ライブにはまた新しい曲も増えるだろうし、俺たちそれぞれのキャリアのどれとも違う「新しいもの」をお見せできることと思います。

これからもヨロシク!
またお会いしましょう(^-^)

ドキがムネムネ

明日の初ライブに向け、
昨夜はThe Lion Rendezvousの最終リハ。

ヨモがいつもスタジオで飲んでるので、何か特殊な効果でもあるのか?と、真似してガラナを飲んでみたりして。

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…とくにムラムラしたりはしなかったけどwww(ところで、ガラナチョコって効くんだろうか?)。

で、昨夜のヨモはガラナではなく…

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なぜか2Lペットボトルの水とお茶。

真:「こ…、これは?」
ヨ:「…家にあったから…」

いやいや、
仮に「あった」としてもだ、
このデカいボトルを両方とも持ってくるってのは何なの?www

先日ガラナについてイジられた事で、何か思うところあったんだろうか?

クールそうに見えて、なかなか不思議なヤツです(^_^;)


さてさて、いよいよ明日。
The Lion Rendezvousのデビュー戦。

この心地良い緊張感は久々。

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『 MAD ABOUT MUSIC 』

2013 / 5 / 25(土)
会場: HOT TIME
http://music.geocities.jp/susukinoht/
札幌市中央区南6条西6丁目 第6旭観光ビル5F
TEL: 011-522-8775

OPEN 19:30 / START 20:00
\1500(ワンドリンク付)

■GROOVE LINE with マニー&ともっち
■STRANGERS IN THE NIGHT
■THE LION RENDEZVOUS
■JICK UNIT

ガラナ

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The Lion Rendezvousのリハでした。

ヨモはガラナが好きらしく、リハのたびに500mlのをゴクゴク飲んでます。

頑張ってキリンのタイアップを取って、ガラナ飲み放題にしてあげたいwww

がぉ〜!!…っつってね。

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昨夜はThe Lion Rendezvovsのリハでした。

まるで何かから逃れるように、3時間びっしり。

「何か」ってのはおそらく、
いよいよ来週末に初ライブを控えてるという「緊張感」だと思うけど。

いや〜、もう。
リハ音源聴いてビックリ。

最後のほう、ヘトヘトになってやんの。
歳に抗っても身体は正直ねwww


メンバー皆、思うままに、
この手探り感を楽しんでるよ。

たぶん…
たぶんだけど、

けっこうカッコイイことになってきたんじゃないかと自負しております。

お時間の都合のつく方は是非。
記念すべき、この第一歩の踏み出しを観にきてくださいな。



『 MAD ABOUT MUSIC 』

2013 / 5 / 25(土)
会場: HOT TIME
http://music.geocities.jp/susukinoht/
札幌市中央区南6条西6丁目 第6旭観光ビル5F
TEL: 011-522-8775

OPEN 19:30 / START 20:00
\1500(ワンドリンク付)

■GROOVE LINE with マニー&ともっち
■STRANGERS IN THE NIGHT
■THE LION RENDEZVOUS (←これ)
■JICK UNIT

もうすぐ

21時からリハだというのに、
職場を出たのが21時という、なかなかにアレな状態でスタジオ入り。
本日はThe LION RENDEZVOVSのリハでござんした。

この後に及んでアレンジ変更してみたりする余裕っぷり…

いやいや、
初ライブまであと2週間しかないのにヤバいってばwww


Vo.のヨモ曰く、
JADESTERでお客様へのインフォメーションは、昨年亡くなってしまったナオキ君がほぼ全てやってたので、お客様に連絡しようにも連絡先が分からないらしい。

普段人見知りちゃんだと、こういう時に困るんだな(^_^;)www

「せめて君のブログを読んでくれる人に向けてお知らせしなさい」って言っといたけどね。


ま、最初のうちはJADESTERや武尊のお客様頼りな部分があるのも事実で、
その期待に応えたり、予想を裏切ったりしながら続けていけると良いんだけど、

まずは観てもらわないことにはどうしようもないもんね。

特にこの一発目。
「おぎゃー」って産まれたバンドが、やっとヨチヨチのバブバブ状態でのお披露目。

すぐに成長して、生意気な口をきくようになる前に、
こんな頼りない俺たちを応援しに来てみない?www


『 MAD ABOUT MUSIC 』

2013 / 5 / 25(土)
会場: HOT TIME
http://music.geocities.jp/susukinoht/
札幌市中央区南6条西6丁目 第6旭観光ビル5F
TEL: 011-522-8775

OPEN 19:30 / START 20:00
¥1500(ワンドリンク付)

■GROOVE LINE with マニー&ともっち
Vo. MIKKO
G. MASA
Ds. SUGANO
B. HAYASE
G. マニー(PUSSY CAT)
Vo. ともっち(PUSSY CAT)

■STRANGERS IN THE NIGHT
G. SALA(RED)
Key. PONCH(RED)
B. じゃこりん
Ds. COZY-Harada(PUSSYCAT)
Vo. SUGASAWA(DLC、他)

■THE LION RENDEZVOUS
Vo. G. YOMO
G. SHINGO
B. TAKA
Dr. SUKE-Chan

■JICK UNIT
Vo. ANGEL(RUNONAYS)
G. KIMIHIKO(HYENA)
B. JICK(BATTERFLY,BBA)
Ds. いそだよしお
…他、ゲストG.

俺の「ものすげー友人」を紹介しよう

学生時代、俺は軽音楽部に所属していて、その同期入部者に「猪飼」ってヤツが居た。

名古屋出身のHMドラマーで、いつもドカドカとツーバスを踏んでいた彼は、ドラムと同時に登山も大好きで、
そんな彼の事で忘れられないエピソードがある。


ある日、大雪山に登ろうと軽自動車で出かけた彼。
山路を走行中、突然目の前に大きな鹿が飛び出してきた。
止まりきれず、そのまま鹿の横っ腹に衝突。

しばしの沈黙の後クルマを降りて、倒れたまま動かない鹿に恐る恐る近づくと、
死んだとばかり思っていたその鹿が突然むくりと起き上がり、「何しやがるんだ!?このやろう!」とばかりに一瞥をくれると、再び山へ走り去ったのだそうだ。

鹿が生きていたことに安堵してクルマに戻ろうとすると、
ボンネットはブッ潰れ、ラジエーター液だか何だか分からないものがボタボタと垂れている…。

大雪山麓で自走不能。
しかも真夜中。

まだ携帯電話も普及してない頃の話。
一晩中、真っ暗な山路を歩き続け、やっと辿り着いたホテルで電話を借りて、朝を待って札幌の友人にレスキュー要請…。

電話を受けた友人も、何が何だか訳が分からなかったとのこと。
そりゃそうだ。
寝起きに「大雪山、鹿と衝突、自走不能、助けてくれ」って聞かされるんだもんwww


そんな彼が実家の仕事を継ぐことになり、札幌を離れるとの事で、ささやかながら送別会を開いた。

先の「鹿事件」を含め、思い出話に盛り上がっていたんだけど、
「俺は、本当は札幌で暮らしたいんだよ」
そういうと、酒も手伝ってかポロポロと涙を流した彼。
淋しいけれどお別れだ。


それからしばらくして、これまた彼の事で驚かされることになる。
名古屋でバイクでの通勤中に事故を起こし、下半身付随になってしまったのだという。

人生の岐路に立たされたとき、彼の奥さんの実家が札幌にあるとの事から、再び札幌で生活する事が決まった。
彼の「札幌で暮らしたい」という願いは、数奇な形ではあるけれど実現したわけだ。

札幌に戻ってからの彼は、持ち前のポジティブさも手伝って、車椅子を使ってのスポーツに挑戦しまくり。
チェア・スキーで腕を骨折したときには、友人一同から「両足が動かねぇのに手までヤッちまってどうするんだ!?馬鹿野郎www」と賛辞を受けたりしてた。

武尊のライブにも来てくれたときには本当に嬉しかったよ。


で、共通の友人から知らされた彼の近況にまたビックリ。

http://m.youtube.com/my_watch_later_videos#/watch?feature=plpp&v=6LMHl-A0aJc

車椅子でキリマンジャロに登ってやがった!!www
こりゃ驚いたね。

どこまでも話題に事欠かないヤツだ。

ドバッとライブ告知

いや〜…
コンスタントに活動するバンドを2つやっただけで、ライブのスケジュールってどんどん埋まっていくもんですなwww
ありがたいことに、武尊、The Lion Rendezvousともに次々と予定が入っておりますよ。


まずは近々の、新バンドThe Lion Rendezvousのデビュー戦。
他にも名だたる先輩たちがカバーバンドで出演するので久々にド緊張の予感www

『 LIVE LIVE LIVE !!! 』
2013 / 5 / 25(土)
会場: HOT TIME
http://music.geocities.jp/susukinoht/
札幌市中央区南6条西6丁目 第6旭観光ビル5F
TEL: 011-522-8775

OPEN 19:30 / START 20:00
¥1500(ワンドリンク付)
プラス¥2000で飲み放題に変更可能

■GROOVE LINE with マニー&ともっち
Vo. MIKKO
G. MASA
Ds. SUGANO
B. HAYASE
G. マニー(PUSSY CAT)
Vo. ともっち(PUSSY CAT)

■STRANGERS IN THE NIGHT
G. SALA(RED)
Key. PONCH(RED)
B. じゃこりん
Ds. COZY-Harada(PUSSYCAT)
Vo. SUGASAWA(DLC、他)

■THE LION RENDEZVOUS
Vo. G. YOMO
G. SHINGO
B. TAKA
Dr. SUKE-Chan

■JICK UNIT
Vo. ANGEL(RUNONAYS)
G. KIMIHIKO(HYENA)
B. JICK(BATTERFLY,BBA)
Ds. いそだよしお
…他、ゲストG.



来月は武尊。
キズヅラダンディの復活にご一緒させていただきます。
翌月、ツアーで同行するSTONE DEAD CRAZYが釧路から参戦。

『傷面男爵再び…LIVE!LIFE!LIVE!』
6/8(土) susukino 810
open18:00 / start18:30
前売り\1,500 1drink別途¥500

■キズヅラダンディ
■BUNCHED JAGUAR
■STONE DEAD CRAZY(釧路)
■武尊
DJ:○橋/他



いつもお世話になってる成田☆一家様とのシリーズライブです。
東京・札幌・大阪・釧路と、各都市から猛者が集う仁義なき戦い。
ちょいと珍しいことも企画されてるようなので、こりゃ観なきゃ損ですぜ。

【成田☆一家、武尊、共同企画】

■2013 / 7 / 13(土)
SUSUKINO810
「Legend or not Sapporo」

17:30/18:00
前売り2000円/当日2500円(drink別途)

成田☆一家(東京)
武尊
VELL'z FIRE(東京)
STONE DEAD CRAZY(釧路)
BUNCHED JAGUAR
KATHARSIS

■2013 / 7 / 20(土)
目黒ライブステーション
「Legend or not Tokyo」

16:00/16:30
前売り3500円/当日4000円(drink別途)

成田☆一家
武尊(札幌)
VELL'z FIRE
RED RAW
XECSNOIN
a DROP of JOKER(大阪)
STONE DEAD CRAZY(釧路)



昨年は2Daysで行われた三橋さん企画が、今年は3Daysに拡大されての一大イベントとして開催されます。
イベント主旨に賛同した豪華ミュージシャン達(遠くは福岡からも)が、ここ札幌に集結。

決して狙った訳ではないのですが、
よく見ると、武尊、BBA、The Lion Rendezvousに加え、ウチの鬼マネこと菅原貴子率いるRunonaysも出演するという、武尊によるちょっとした連続テロみたいな事になってます。
3日間、全通して下さいwww

『音楽人達の魂』

9月14日
会場:SUSUKINO 810
open 16:30 start 17:00 adv\2000(day\2500※1ドリンク代別途)
■NO MORE PAIN
■BLOTTO ROCKERS(東京)
■武尊
■キズヅラダンディ
■宿六兄弟(福岡)
■FOOLS
■宇都宮眞之feat.伊藤充志(東京)
■ビードロギニョル
…and more

9月15日
会場:SUSUKINO 810
open 16:30 start 17:00 adv\2000(day\2500※1ドリンク代別途)
■東京ヤンキース(東京)
■BBA
■JADESTER with 三橋徹
■BLOTTO ROCKERS(東京)
■NAKED TWISTERS(福岡)
■2nd awake
■Birth of sixx-6-(群馬)
■NONREM
…and more

9月16日
会場:カウンターアクション
open 17:30 start 18:00 adv\1500(day\2000※1ドリンク代別途)
■ジョリーピックルス(東京)
■The Lion Rendezvous
■Runonays
■Bunched jaguar
■三つ編み
■ハルシオン真悠セッションバンド
…and more

津田少年のカルチャーショック

時は80年代半ば、
俺が15~16歳の頃だったろうか。

それまでガンダムのプラモデルに夢中だった友人たちが俄かにロックに目覚め、レコード収集やらギターやら手にし始めた。

放課後は友人の部屋に直行して、当時仲間内で流行ってた44マグナムとかラウドネスとか、そういったレコードを聴きながら、
まだ結成してもいない自分のバンドについて、あれこれと夢を巡らせたりするという小僧たちだったんだけど。


ある日、
いつもとは別の友人宅へ行くと、彼の兄貴の部屋に案内されたんだけど、そこになんとも見慣れないものがある。

ロックのレコードには違いないんだけど、一般的にレコード店で見かけるような華やかなジャケットではなく、
モノクロだったり、恐ろしげなコラージュ写真だったり、
数バンドが一緒に収録されてるオムニバスとか、チープな装丁のデモテープとか…。
もう、カルチャーショック過ぎてパニック気味の俺に、その兄貴が教えてくれた。

「これはインディーズ…。自主制作なんだよ」と。

「レコードを出す」なんて、
たぶん、物凄く上手くて人気のあるバンドが、ある日レコード会社からスカウトされるようなもんだと思ってた。
制作や流通に関してなんて、意識した事もなかったのだ。


で、そのレコードたちを聴かせてもらう。
ジャケットから受ける印象以上にノイジーで、暴力的で、何を歌ってるかも不明。
一般的なレコード店の店頭に並べることなんか不可能で、むしろそれを拒んでいるように思えた。

大々的にメディアに取り上げられることもなくアンダーグラウンドで育まれた音楽たち。
それを入手するには特殊な品揃えのレコード店へ行くか、あるいは通販か…。
TVやラジオからは流れないし、音楽紙にもほとんど載らないのだから、こちらが能動的に探さなくてはならないという構造。

それはもう、カミナリに撃たれるような感覚で、
その、底しれない文化をもっと知りたいと渇望した。


以来、
新聞配達のアルバイトで貯めた僅かな金を持って、ちょくちょく札幌までの日帰り旅行をするようになる。

狸小路1丁目の「BLACK」からの「u.k.エジソン」は定番コース。
どちらも今は無くなってしまったけど、当時の俺にはワンダーランドだった。
店員さんもお客さんも、なんだか別の国の住人みたいに思えて、やたらと質問したりした。


もしも、いつかタイムマシンに乗ることができるなら、
あのレコード店でチョイスに悩んでいる当時の俺にさりげなく近づいて、「このレコード知ってる?かっこいいんだぜ♪」なんて話しかけてみたい。
プロフィール

shingo

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